【メンタルを強くするために必要なことは?】豆腐メンタルは卒業できる!

メンタル&ライフハック

メンタルを強くしたいという人、意外と多いんです。
次のようなことで悩んでいませんか?

他人の言動に振り回される。
自分の言動をふり返っては、相手に呆れられたり不快な思いをさせたのではないか不安になる。
ふとした瞬間に人に言われたことがよみがえり、気持ちが落ち込む。

そんな毎日は疲れますよね。
なんとかメンタルを強くする方法はないのでしょうか。

そもそもメンタルを強くする必要はない

メンタルが弱いと悩んでいても、生まれつきの性格かもしれません。
それを無理に直そうとするのは至難の技です。
矯正しようとして心が病んでしまうようなことがあれば、本末転倒です。

では一生クヨクヨして過ごさなければいけないのかと言えば、そうではありません。
性格を変えることは難しくても、考え方や環境を変えることは可能です。

メンタルを強くするのではなく、安定した状態でいられるようにしましょう。

いつも堂々としているように見える人に限って、気が小さかったりするものです。
それでも堂々と振る舞えるのは、自分の性格を理解して対策をとってきたのかもしれないですね。
それでは、メンタルが弱いと悩んでいる人はどんな対策をとればいいのでしょうか。

考え方を変える

物事には色々な角度から、それぞれの見え方があります。
ある地域では煌々と輝く月も、別の地域の中では曇り空の中で一点の光も感じられない日もあります。

メンタルが弱いと自覚する人は、必要以上に細かいことを気にしています。
そして〇か×かで判断しがちです。
その中でもちろん〇の方が正しいと思う、よい意味で真面目な性格なんです。
しかし、この白黒つけたがる思考が自らを苦しめることになります。

これまでの人生経験からか、生まれ持った性格なのかはわかりません。
いずれにせよ、日々の訓練によってこの思考のクセを多少なり直していくことはできます。

考え方を変えるために大切なことは、他の人の意見を聞くことです。
みんな違ったモノの見方をしている事実を理解できれば、他人の意見に振り回されるということが無くなるでしょう。

困ったときは他人に頼る

自分はもっと頑張らなくちゃいけないと思っていませんか。
それはとても素晴らしい意識の反面、自己中心的な考え方でもあるんです。
上手に人に頼ることを覚えましょう。

相手に迷惑かもしれない、と心配する気持ちはわかります。
でもちょっと考えてみましょう。
誰かに頼ってもらえたときって嬉しくないですか?

一人で頑張ろうとしているとき、知らないうちにまわりとの壁を作っています。
そうなると、周りも手を差し伸べることが難しくなります。
周囲に仲間意識をもって、助け合える関係を作りましょう。

環境を変える

最終手段は、メンタルを不安定にさせる環境を抜け出すことです。

残念ながら、自分が変えることは自分だけです。
他人に変化を求めても、思うようになることはありません。
どうしても周りの環境に対応できない場合は、そこから離れることも検討しましょう。

人は、健康な体と心があって正常な判断ができます。考え方を変え、周りとの信頼関係も築こうとしてもどうしてもうまくいかない時は、周り(相手)に問題がある場合もあります。こればかりは手のうちようがありません。心身が傷つく可能性がある、もしくはすでに傷ついえいる環境であればそこから身を引くのも意味のある選択です。

考え方を変える方法

おすすめは読書

読書の最大のメリットは、読んだ本の分だけ、作者の考え方を多く知ることができることです。
YouTubeなどの動画や各種セミナーでも大変有意義な内容をいただけますが、受動的なスタイルです。
自分自身の内面をふり返りながら、マイペースで学んでいくことが大切ではないでしょうか。

また、本から得られる内容に対してコストも大変良心的です。
ベストセラーであれば大抵フリマサイトなどでも販売されています。
読書に馴染みがなくても手軽に始められることも、読書の大きなメリットの一つです。

おすすめの本3選

メンタルで悩まない考え方を身につけるために、おすすめの3冊をご紹介します。
読書初心者であった私でも大変読みやすく、人生を変えた3冊です。

  1. 嫌われる勇気
    まずタイトルに引き込まれますよね。
    嫌われなきゃいけないのか?!と心配になりますが、安心して下さい。
    主体的に人生を歩んでいこうという内容です。
    アドラー心理学をストーリー仕立てにわかりやすく解説されています。
  2. 幸せになる勇気
    嫌われる勇気の続編です。
    アドラー心理学を実践していく中でのつまずきに対応した内容となっております。
    嫌われる勇気の内容をしっかり飲み込んでからでよいかもしれませんが、行く行くはぜひ2冊セットで読むことをおすすめします。
  3. 反応しない練習
    仏教の教えにのっとり、この複雑な世の中をどう生きていくかを指南しています。
    宗教めいたお話かと思いきや、なんとも合理的でシンプルな問題解決法を挙げられています。
    内容も分かりやすく、ページや文字数も多くないので大変読みやすい構成です。

他人に頼れるようになる為に

依存先を増やす

依存先を増やす=自分の居場所を増やす、ということです。

ひとつの居場所に対して依存が強い場合、そこでの出来事に感情が左右され不安定な状態となります。
対して依存先が沢山ある場合、心のよりどころがいくつもあることで安定したメンタルでいられます。

家庭・職場の他に第3の居場所をつくる

多くの人が家庭・職場の2つのコミュニティに属していると思います。
さらに趣味のつながりなどで、もう一つコミュニティを増やしましょう。
家庭でうまくいかない、職場でもうまくいかない、そんなとき第3の居場所があることでメンタルが安定します。

ここで気をつけることは、第3の居場所はどこでもよいというわけではありません。
自分がいてもいいんだと、安心できる居場所を探しましょう。

何をしても辛いときは環境を変える

他人は変えられない

人が変えられるのは自分だけです。
他人にはきっかけを与えることができても、最終的に本人がどうするかによります。
平気で他人を傷付けてくるような人なら、なおさら簡単には変わらないでしょう。
そういう人とは距離をとるしかできません。

自分の方から離れなくてはいけないことは、悔しいことです。
でも、そのような人のために悩んでいる時間がもったいないです。

人間関係により精神的なダメージを受け続けていると、他人の顔色を伺うクセがついてしまい、メンタルは不安定になる一方です。

環境を変えることは逃げではない

自分を傷つける人と距離をつくる、職場を変えるということは何も悪いことではありません。
趣味の居場所も居心地が悪くなれば、離れればよいのです。

ここぞとばかりに「忍耐力が足りない」などと突付いてくる意地が悪い人もいます。
しかし、メンタルを犠牲にしてまで大切なことがそこにはあるのでしょうか?
何をしても変えられない環境からは、抜け出すことも勇気ある一歩です。

自分を大切にできるとメンタルは安定する

メンタルは強くするより安定させることが大切、というお話をしました。

メンタルが弱いと思っている人は、まわりのことを考えてしまう優しい人が多いです。
それは素敵なことですが、自分自身のことをもっと大切にしてあげましょう。
自分のメンタルが安定してこそ、まわりの為にしてあげられることも増えていきます。
まわりのメンタルを支えてあげることで、お互いが今よりも良い状態になります。

人は一人では生きていけません。
まわりと支え合える居心地のよい環境で、「自分らしく」生きていきたいですね。

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