【具体例】無自覚に夫からモラハラを受けていないかチェック!

モラハラ&離婚

夫との日常の中、ちいさな違和感を感じることはありませんか?
その違和感、相手の人となりを知る大きな手がかりだったりもします。

「彼はなんでこんなことをするんだろう。」
「彼はなんでこんなことを言うんだろう。」
と思うことが続けば要注意です。

私は前夫のモラハラに耐え忍ぶ日々の末、離婚にいたりました。
今思えばそれは異常な日々でありますが、渦中にいると気が付かないものなんです。

違和感を感じる言動の大抵は理解不能です。
しかしあまり深く考えない性格が災いとなり、年々モラハラ行為はひどくなりました。
そして気が付けば、心身ともに不調を訴える日々となっていました。

自分がすでに傷ついているならまずは心のケア、それから今後の対策が必要かもしれません。
今の状況を放っておいては、モラハラは加速する一方です。
気が付いた今から手を打ちましょう。

私自身の体験談から、モラハラ言動をピックアップしてみます。
思い当たる節はありませんか?

こんなことされていない?モラハラ体験談

モラハラ発言

  • 「俺が稼いでくるから、働かなくてもいい」
    一見優しさのようにも聞こえます。
    しかし、働くというのはお金を稼ぐ以外にも社会と繋がるひとつの方法。
    後になって気づいたことですが、彼は妻が家庭以外との深い繋がりをもつことを快く思いませんでした。
  • 「俺の給料が少ないっていうのか」
    家計の節約の話をするとすぐ不機嫌に。
    収入にケチをつけたつもりは断じて1度もありませんが、お金の話になると自分のプライドが傷つけられる感覚になるらしいです。
    これじゃあ夫婦で目指す将来設計も何も立てられないですよね…。
  • 「専業主婦なんだから(家のことを)しっかりやれ」
    私がアルバイトやパートとして勤めることを認めてはくれましたが、兼業主婦とは認めてくれませんでした。
    週4~5日、4~8時間で働いていました。
    届かない部分だけでも家事育児をお願いしたかったのですが、却下されました。
  • 「協力してもらいたいなら、俺と同じ位稼いでみろ」
    あなたが仕事に集中できるのは、私が家事育児を担っているからなんです。
    そんなことが本当にわからないのか、目をつむっているだけなのか、さっぱりです。
    今考えても答えは謎のままです。
    考えても無駄のようです。
  • 「(正社員として働いていないおまえは)社会の底辺だ」
    もちろん初めは反論していました。
    しかし毎日のように言われるとそうなんじゃんないかって思っちゃうんですよね。
    その底辺の状態の女を妻に選んだのはあなたなんですけど…。
    と実は内心思いながら、なんでそんなことを侮辱してくるのか不思議でした。
  • 「正社員になったこともないから何もわからないだろ」
    続く正社員マウント。
    もちろん、彼のお仕事をバカにすることなんてありませんでしたが。
  • (お疲れさま、というと)「偉そうに」
    どうすりゃええねん(笑)
    でも当時は本当に悲しかったし、困りましたね。
    私も働いているとはいっても、大黒柱として頑張ってもらっていることは事実。
    お疲れさまって、言いたいですよね。
  • 「よその奥さんは働いてもちゃんと家のことをやっている」
    どこの女と比べてるんだか。
    そもそも、あなたは他所の家庭の中を見ているんですか?
    今思うと、彼の母親が完璧に家事育児・仕事をこなす女性だったからかもしれません。
  • 「大した事もしてないくせに」
    二人目を出産して間もないころです。
    寝不足で疲れた様子をした私に腹が立って、言い放ったようでした。
    悲しくなりますよね。
  • 「俺を怒らせるお前が悪い」
    小学校の道徳から学びなおしてほしいですね。
    キレるポイントもさっぱりわからないので、こちらは話かける度に腹をくくらなければいけません。
    大したことない会話のときは、怒らせないように余計なことを言わないように気をつけていました。
  • 「おれの機嫌をとるのが腹立つ。言いたいことを言え」
    もはや無理ゲー。

モラハラ態度

  • 妊娠中に歩くのが遅くて苛々する
    しかも、こちらは買い物の荷物を持っている状態です。
    大きなお腹と荷物を見て、見知らぬ人の方が親切にしてくれます。
    他人の優しさが染みます。
  • 家事の合間に腰を落ち着かせると不機嫌になる
    「まだやること残っているのに、休んでる時間があるのか」と。
    こちらだって疲れているときや、生理中など体調が整わないときもあります。
    そんなことはお構いなしなんです。
  • 具合が悪くて寝込んでいるときに舌打ちする
    基本は頑張って動いていたけど、このときはインフルエンザでした。
    病院いって診断受けたらなんもしなくなりました。
    毎日頑張ってるのに、仮病だと思われたのかと寂しくなります。
  • 機嫌が悪くなると大きな物音をたてる
    幼稚なことだとわかっていても、やられた方は怖いんです。
    いっそ暴力ふるってくれた方が既成事実になる、なんて歪んだ発想ばかり。
  • 就寝中に文句のラインがくる
    単純に酔っぱらっての行動でしょうが、こちらは寝起きから気分最悪。
  • 買い物に時間がかかると不機嫌になる
    そのくせ自分の用事には、遠慮なく家族を待たせます。
  • 子どもに私の悪口を言う
    最悪ですね。
    子どもは困惑していました。
    そういうことを言うお父さんだと理解はしていたようですが、心に傷を負わせたでしょう。
  • 機嫌が悪いと即無視
    なんにしても無視はいけない、悲しい、と勇気をもって伝えてみました。
    返事は「それよりも、なんで無視されるかを考えてみろ」。
    え、無視させるようなことした私が悪い?
  • 給料の詳細を教えたがらない
    お給料は現金で手渡しでもらっていたので必要ないだろ、とのこと。
    それでも生活のために詳細を把握したいと言っても嫌がりました。
    自分の稼ぎを搾取されると思ったのかなあ。
  • 私が信用ならないと家計を握る
    浪費をしていたわけでもなく、コツコツと貯金もしていました。
    後にこぼした発言によると、単純に私が大金を握って逃げ出すことがあるかもしれないと考えたようです。
    このときの私はもう、彼の意見に抗う気力はありませんでした。
  • 渡されるのは必要と決められた生活費
    ギリギリ生活できる分はもらっていました。
    急な出費がかさんだときはドキドキです。
    しかし今まで家計管理したこともない人の理解を得ることは難しく、私も怒られるのが怖くてなんとかギリギリのお金でやりくりしていました。
  • 一人で物事を決める
    家の修繕、家電関係、子どもにもたせるゲームや携帯。
    請求がこちら持ち(生活費)といわれるときは、金銭的にしんどいです。
    子ども関係など請求がこないときもありました。
    しかし普段子どもの面倒をみている私としては、教育上の理念が返されるようなことをされて精神的に辛いです。
  • 自分の思うように動かない家族にキレる
    買い物に時間がかかると不機嫌になること同様に、あらゆることにキレます。
    外食の場所・お出かけ先・帰宅時間などなど。
    彼的には「俺が予定を考えてやってるのに」なんだと思います。

モラハラを受けやすい人・環境

素直な性格の人は要注意

モラハラ気質がある人と、人の言うことを素直に聞く人の相性は最悪です。
私は、大抵のことは素直に受け止めてしまう性格でした。

素直というと長所のように聞こえます。
もちろん、持ち前の素直さで得をしたことは沢山あります。
しかし元夫のモラハラをエスカレートさせたのも紛れもなくこの素直さだったのです。

「なんでこんなこと言うんだろう」と思うことは沢山ありました。
それでも(彼の言うことも一理あるんだろうな)という受け取り方をしていました。
その積み重ねが、心身不調になるまでモラハラをエスカレートさせ、自分を追い込んだのです。

転勤先や夫の地元は要注意

こちらに知り合いや身内がいない環境です。
夫のまわりは職場関係や身内で固められています。
完全なるアウェイ。

モラハラをする夫ですから、その親も簡単には信頼してはいけません。
私の場合は、義両親はいつも優しくしてくれました。
しかし信頼して元夫のモラハラ行為を相談したところ、華麗にスルーです。

息子が可愛いゆえか、実は私のことを見下していたからか、本音はわかりません。
いずれにせよ客観的なジャッジや協力をもらえることは相当難しいと感じます。

モラハラ被害からの脱出

自分の幸せ為に生きましょう

みんな一人では生きていけないですよね。
人は人と助け合わなければ生きてはいけません。
ましてや配偶者と協力できずに、どうやって幸せな家庭を築くのでしょうか。

もしかしたら夫は満足なのかもしれません。
でも、耐え忍ぶ日々を過ごす妻は幸せではないですよね。

自分を大切に、自分の幸せのために生きましょう。
自分が幸せであってこそ、まわりも幸せにできるのです。

モラハラで苦しんでいる人は、この大事なことを忘れてしまっています。

もうすでに沢山傷ついてしまったとき、スッと受け入れられないかもしれません。
そんなときにおすすめなのは読書。
自己啓発にむけて、良書に出会ってください。
ベストセラーは間違いありません。

幸せに生きるために原則は、まず自分主体で生きることです。

モラハラ夫は無視や正論に弱い

できるなら認められない言動は無視しましょう。
こちらが思ったとおりに反応しなくなると、相手もつまらなくなります。

もしまだ反論する気力があるなら、とことん正論をかましてやりましょう。
おそらく相手は支離滅裂なことを言って返してくると思います。
中には根拠もないハッタリをかまされることもあります。
それでもこちらが凛として立ち向かい続けることで、返す言葉を失うでしょう。

でも怒鳴られたり、物音たてられるのは怖いことですよね。
すでに恐怖が染みついてしまってとき、無理に戦うことはありません。

離婚を意識した行動にシフトする

今すぐ離婚といわなくとも、夫に頼らずとも生きていける力を身につけましょう。
離婚して生きていくためには精神力・経済力ともに自立が必要です。
公的な機関に話を聞いてもらうことも、客観的なアドバイスをいただけます。

※こちらもご覧ください↓

目的をもって生きることは、日々を充実させることに繋がります。
そして意思をもった努力は、人生において決してムダになることはありません。
毎日幸せを感じられるように、今日から1歩踏み出してみませんか?

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