幸せを見つける方法。誰でも幸せを感じられる方法を2つご紹介。

メンタル&ライフハック

元夫のことばが忘れられない。
「誰かを幸せにすることで自分が幸せになれると思った」

そのセリフを、自己愛が強く満たされているようにみえた彼が口にしたことが衝撃的でした。
彼なりの「誰かを幸せにしたい」と思う行動が、
結果としてモラハラ行為につながっていたのかと思うと、心苦しいものです。

残る半生を幸せに過ごしたいと思ったとき、
幸せについてちょっぴり考えてみました。

40歳手前にして離婚を決意。ようやく自分自身を大切にすることを覚えた私ですが、
それまでは自己肯定感が低く落ち込んだ日々を多く過ごしてきました。
しかしながらふと人生をふり返ったとき、不思議と自分のことを不幸だと感じることはほとんどなかったように思います。
なぜでしょう。

幸せを感じられる方法

幸せを感じられる方法を大きく2つに分けて考えてみます。
ひとつめは、何かに感謝できたとき。
ふたつめは、他人のために何かをしてあげたとき。

1.感謝するクセをつける

休日に朝寝坊できて幸せ。
ご飯が上手につくれて幸せ。
天気がよくて幸せ。

毎日の中、ちょっとした嬉しいことがたくさんあるはずです。
ありがとうと思えたとき、自分が支えられて生きていることに気が付くはずです。

私が不幸だと思うことが少なかったのは、まわりに感謝するクセが自然とついていたからかもしれません。
中学生のころ摂食障害に陥りました。
見た目は病的なガリガリで学校生活もままならない中でも、
同級生や先生方にやさしくしてもらえた経験が大きかったと感じます。
命の危険や、回復後も自己肯定感の低い生活を送ったりと決しておすすめできるような体験ではありません。
それでも、身のまわりに感謝するクセがつけられたことは自分の財産です。

毎日ひとつでもよいので、感謝するクセをつけましょう。
ありがとうと思えた分、小さな幸せを感じられるようになれますよ。

2.周りの人を助けてあげる

自分を大切にすることを覚えたと言いましたが、
自己肯定感の低い自分を変えたいと思いとった行動のひとつが、読書です。
さまざまな良書によって救われてきましたが、共通したことが書いてあることに気が付きます。

人間は他人の為になにかをしてあげたとき、幸せを感じる生き物である。

他者貢献。
ここで大切なのは、相手が望んでいることをしてあげましょう、ということです。
なんとも耳ざわりがよいキレイごとのようですが、あながち間違いでなさそうです。
身の周りにいる幸せそうな人って、みんなに好かれるような魅力的な人ではありませんか?
感謝し感謝される人間関係は幸せですよね。

他人だけでなく、自分のことも大切にしてあげましょう。
自分を傷つけて相手の為になろうとすることは、自己犠牲にすぎません。
他者貢献か自己犠牲か、わからないときは自分の気分がよいかどうか、こころに耳を澄ましてみましょう。
自分が不快にならずできたことが、他者貢献です。

喜びも怒りも悲しみも楽しみも、感情は伝わります。
プラスのエネルギーをほかの人とまわすことができれば、日々幸せを感じ過ごせるようになるのかもしれません。

学校や会社、どんなコミュニティでもお互いにサポートし合える環境は居心地がよいものです。
たとえ困難にぶち当たったときも、協力しあって乗り越えようという気持ちが生まれます。
こういう環境も幸せの一つであり、自分たちで生み出す努力を重ねられれば素敵ですね。

お金で幸せになれない理由

ところで、お金で人は幸せになれないとよく聞きます。
本当にそうでしょうか?

お金を持つことで生活に余裕が生まれ、あらゆる選択支が増えます。
お金は幸せを生み出すひとつのツールです
あればある分よいものではありますが、イコール幸せではありません。

お金は、不慮の事故や使い方次第ですぐになくなります。
目に見える形で幸せ(お金)が失われていくことは恐怖でしょう。
また、これを失わないようにと固執してしまう日々は穏やかではありません。
お金自身に依存してしまうと幸せを感じにくくなってしまいます。

『幸せ』とは

『幸せ』とはなんでしょう。
運がよいこと。うまい具合に進むこと。その人にとって望むこと。
などなど。

では自分勝手にふるまっている人は幸せでしょうか?
そういう人は周囲とトラブルを起こしがちで、不平や不満を口にしたり、あまり幸せそうには見えないことが多いです。

幸せを感じて生きていきたい。
そう思ったとき、具体的にどうしたらよいのでしょう。

他人は自分の鏡

他人の行いが自分の感情に与える影響は大きいです。
自分にとって不快なことをされれば心が曇り、
望ましいことをしてもらえると晴れやかな気持ちになる。

返報性の原理というものがあります。
何かをしてもらったら同じようにお返しをしないと申し訳ない、
と思ってしまう心理効果のことです。

人にやさしくしてもらいたかったら、自分からやさしくなろう。
誰かに助けてもらえるような人間でいるには、普段から困った人に躊躇なく手を差しのべよう。

求めるのではなくて、今自分ができることを頑張ろう。
そう思えるようになると、
どんなにつらいときでも悲観にくれることなく、前を向いていけます。
何かにむかって前向きに進んでいる状態にも、人は幸せを感じる生き物です。

目に見えないものをたいせつに

目に見えるものに依存してしまう生活は、精神的な不健康につながります。

人とのつながり。
自分やまわりの成長。
何気なく過ごせる毎日。

目に見えないものこそ大切にすることで、自分自身のこころを豊かに健康にしてくれるでしょう。
幸せを感じたいと思う方。
まずは日々の中のちいさな幸せを感じられるように。
自分の身のまわりに目をむけることからはじめてみましょう。

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