わんこって可愛いですよね。
街中でお散歩している姿を見るだけで幸せになります。
これから犬を飼いたいと思っている人に伝えたいことがあります。
たったひとつの大事ないのちです。無責任に飼うことは許されません。
わが家には老齢の小型犬がいます。
私にとって、人生初のペットです。
私自身、犬を飼うということを甘く見ていました。
いのちに対する責任感なく、飼育する判断をしたことを後悔しています。
結果として、わんこにさみしい思いもさせてしまったからです。
犬を飼う前に確認したおきたいこと3つ
わんこも生き物です。
責任を持って育てていくために、最低限確認しておきたいことを3つお話します。
お世話の時間をとれるかどうか
まずは時間の問題です。
当たり前に、毎日のご飯・お散歩、定期的なシャンプーや爪切り、毛のカットなどのお世話が必要になります。
今の生活から、それだけの時間を確保することができますか?
ごはん
仕事やプライベートで長く家を空けることはありませんか?
わんこだってお腹がすきます。
多少の前後は仕方ないにせよ、できれば定時にはごはんを食べさせてあげられる環境をつくってあげたいですね。
時間になればご飯を出してくれる給餌機もありますので、どこまで臨機応変な対応ができるか検討してみましょう。
お散歩
わんこにも適切な運動が必要です。
それは筋力アップだけでなく、ストレス発散にもなります。
また、外にでることで社会を学ぶことになります。
これから長くわんこと生活するうえで、色んな人や環境に適応できるように育ててあげることは大切です。
お散歩の推奨時間は犬種によって大きく異なりますので、そちらも調べることも必要ですね。
シャンプー・トリミングなど
おそらくお仕事がお休みの日にすることになると思います。
貴重な時間を、わんこにかける余裕はありますか?
ペットショップなどでお願いするとしても、人気店であればなかなか希望枠がとれないものです。
自分の都合だけでスケジュールを組めなくなります。
さらに子どもの状況によって、行事や、習い事などでスケジュール調整が難しくなるかもしれません。
長期の旅行・出張は難しい
ペットホテルの利用という手はありあす。
しかし長期間ホテルに預けるのはわんこ・飼い主お互いにとって不安であり費用面の負担もはかり知れません。
長期自宅を不在にするときには、協力してもらえる人がいないと難しいです。
それもわんこが懐いている人でいないと、ストレスになってしまいますね。
お金をかけ続けられるかどうか
人間同様、わんこが生きていくためには最低限のお金がかかります。
ごはん・おやつ
食事の量は犬種によってだいぶ異なります。
わが家の小型犬であれば、月に3,000~4,000円程度。
ごはんもリーズナブルなものから高価なものまでありますが、可愛いわが子の健康のためにはそれなりのものを選びたくなります。
もし病気になってしまったときは、状態に合わせた特別な食事が必要になることもあります。
保険代・医療費
ネット保険なら安く済むとはいっても月2,000円ほどはかかります。
年齢によって変動もあります。
動物病院は自由診療なので、かかる病院によって費用は大きくことなります。
初めて受診したときに、思っていた以上の請求があり驚くことになるかもしれません。
楽天インサイトによる2018年の「ペットに関する調査」によれば、わんこにかける1回あたりの医療費は、平均金額は7,339円です。
手術となると、10万円単位での請求が普通になります。
保険代を節約しようとする考えもあいますが、動物には人間と違って公的な保険がありません。
そのため保険に加入しておかないと全額負担となります。
ペット保険には加入することを強くおすすめします。
トリミング
わんこも人間と同じく、定期的な爪切り、シャンプーや被毛のカットなどが必要です。
セットメニューとなると10,000円程度にもなります。
できるものは飼い主自身で済ませるが1番ですが、意外と簡単ではないんですね。
うちのわんこも初めは自分で爪切りをしてみました。
結果、深爪させて出血させてしまいました。
今ではすっかりプロにお願いしています。
ペット関連もいろんなお店があるので、優良店をみつけたいですね。
ワクチン、予防薬
義務化されている狂犬病ワクチンは、年に1回3,000円。
その他、やらなければならないことを病気の検査(フィラリア)と予防薬に年間10,000円。
これらの費用が継続的につづきます。
なかなかお財布を圧迫する金額ですよね。
それでも可愛いわが子には、適切なお世話をしてあげたいです。
生活環境が変わっても一緒にいてあげられる思いがあるかどうか
犬を飼う環境として、今現在は大丈夫かもしれません。
しかし、私たちをとりまく状況は日々変わります。
仕事や結婚による引っ越し
この先の引っ越し先は「ペット可」限定です。
それだけ選択肢が狭まり、費用面も膨れるかもしれません。
結婚や親との同居予定など想定された未来がある場合は、そのときでもわんこと一緒にくらしていけるかをイメージしてみましょう。
家族にペットアレルギーがないかも確認しましょう。
子どもが産まれたとき
私の場合は、出産してからわんこに関わってあげる時間がぐっと減りました。
というか、子どもが1歳過ぎるころまでは全くといっていいほど構ってあげられませんでした。
本当に可哀そうなことをしたと思います。
しかし、余裕がなかったのも事実です。
家族の協力は不可欠です。
犬のいる生活は自己成長につながる
うちのわんこには、さみしい思いをさせてしまったことも多いです。
それでも、たくさんの癒しをくれてありがとう。
できることをしてあげて、最期まで仲良く過ごしていきたいと願う日々です。
犬を飼うということは簡単ではありません。
しかし犬を飼うことで、価値観の変化、いろいろな気付きを得ることができました。
愛する気持ちが自分を成長させます。
あらゆる動物のいのちの尊さを感じるようになります。
愛するものや守るものが増えると、人生が豊かになります。
ポジティブなパワーは自己成長の原動力につながります。
これから犬を飼おうかどうか迷っている方に、私のような後悔をもたないでほしいです。
確認事項のチェックなど、飼う前にできる準備はしておきましょう。
そうして、素敵なわんこライフを迎えてほしいです。
コメント