なぜ片づけられないのか?3つの原因を知って、片づけられる自分に変わりましょう。

暮らし

片づけられなくて悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。
私自身、長年片づけられないことで悩んでいました。

片づけられない人は、ただの怠け者と見られがちです。
しかし、片づけられないことにはちゃんとした原因があるんです。
まずは原因を知ることが、片づけられる自分に変わるために大切なことです。

なぜ片付けられないのか?

片づけられない原因には、大きく3つあります。
どの理由が自分に当てはまるか、胸に手を当てて考えてみましょう。

汚い状態に慣れてしまっている

片づけたいと思っているのは本音。
でも実は、散らかった部屋でも嫌な気せず過ごせていませんか?
部屋の中が汚い状態に慣れてしまっているのです。
そんな自分を変えるには、逆にきれいな部屋に慣れることしかありません。

なぜ汚い部屋に慣れてしまったかといえば、育ってきた環境や生まれ持った性格にも関係します。
そう言われると直すのが難しそうですが、大丈夫です。
小さなことをコツコツと積み上げていけば必ず自分を変えることはできます。

メンタルが不安定である

メンタルが不安定な状態だと片づけまで気が回らず、家の中は汚れていく一方になります。
しかし本当は片づけたいと思っているので、汚い状態が新たなストレスとなる悪循環となります。

ごちゃごちゃと物に囲まれている状態は、気が散って落ち着かないものです。
また、必要なときに必要なものを見つけられずに焦ることもあります。
片づけられる自分は、メンタルを安定させることにもつながります。

片付けの方法がわからない

片付けの方法がわからない人って結構いると思います。
家族から家の片付け方法を教えてもらえず、片づけを学ぶ機会なく大人になってしまったのです。
いつでも散らかった家で育ってきた私は、典型的なこちらです。

片付けにもちゃんと方法があるんです。
手順とコツを知る事で、誰でも片づけができるようになります。

片づけられるようになる為に必要なこと

片づけの習慣をつける

汚い状態でも気にならない理由のひとつに、片付けが習慣化されていないことがあげられます。

歯磨きしないと気持ち悪いですよね?
歯磨きする理由は虫歯予防などですが、そもそも磨かないといけないという習慣がつけられています。
片付けも同じように、片づけないと気持ち悪いと感じるように習慣づけたいものです。

では、どのように片付けの習慣をつければよいでしょうか。
張り切っていきなりお家まるごとをキレイにしようなんて思わないでくださいね。
片づけを身につけるためには、小さな習慣の積み重ねが大切です。
まずは難易度の低い片付けから始めてみましょう。

「片づける時間がない」という人は、片付けが習慣化していない証拠です。
片づけの時間はわざわざ作るものでなく、生活の中に組み込まれているべきものです。
何日続ければ習慣が身につくのか、科学的にハッキリと証明されていません。
しかし、続けることで必ず身につけられます。

コツは完璧を目指さないこと。
今よりもきれいな状態を目指し、根気強く小さな片付けを続けてみましょう。

メンタルを安定させる

不安定なメンタルは、日常の様々なシーンで悪影響を及ぼします。
片付けができなくなるのもそのうちの一つです。
健康的な生活を送るために、安定したメンタルが必要です。

また、片づけという行為自体がメンタルを安定させる働きがあります。
不要なものがなくなることで、余計な迷いがなくなります。
散らかった部屋がスッキリ片付いた様子をみて、心が晴れやかになった経験はありませんか?

片付けが手につかないとき、自分のメンタルにも目を向けてみましょう。
重い腰をあげていざ片付けを始めてみると、モヤモヤした気分が晴れるかもしれません。

片付けの方法を知る

せっかく、さあ片づけよう!と思っても、何から始めてよいのかわからなくないでしょうか?
片付けの基本は、いたってシンプルです。
出す→分ける→減らす→しまう の4ステップを踏むことで、誰でも片付けられるようになります。

片づけにおいて大切なのは、物を減らすことです。
片付けの方法がわからない人は、物を捨てられない人が多いです。

まずは文房具などが入った引き出しの片付けを始めてみてはいかがでしょうか。
文房具は単価も低いものが多く、思い切って捨てられるものが多い場所です。
不要なものを減らすことで、必要なものだけをスッキリとしまえるようになります。

難易度の低い片付け

片付けられない原因と対処法をお話しました。
ではどこから片付けをはじめましょうか?

片付けやすい場所

片づけ始めるのにおすすめなのは、身近な場所です。
たとえば、先にお話ししたように引き出しの整理をしてみましょう。
テーブルの上のごちゃごちゃしたものをしまえるようなスペースができ、次の場所を片づけやすくなります。

片づけというとつい押し入れなどの収納に手をつけようとしがちですが、やめましょう。
収納の片付けは難易度がとても高いです。
懐かしいものを手にとっては思い出にふけり、あっという間に日が暮れてしまいます。

いるものといらないものの判断基準をもつ

片付けができない人の特徴のひとつに物を捨てられないということが挙げられます。
いつか使うかもしれないと思うと捨てられませんよね。
そんな人は、いるものといらないものの判断基準をハッキリさせることで物を捨てられるようになります。

では、どのような判断基準を設ければよいのでしょうか。
それは、今の自分にとって必要かどうかです。
今使わないものに出番がやってくる可能性は極めて低いものです。
片づけをすると、私たちは意外と少ないもので生活していることに気が付きます。

出番がないものをとっておくことこそ、もったいないことです。
不要なものがあると、新しいものが入ってこれない為です。
今使わないものは、勇気を出して捨てましょう。
その時にはそのもの自体や代わりとなるものが今後入手可能かどうかも考えると、決断しやすくなります。

大切な思い出が詰まったものをムリに捨てる必要はありません。
悩ましいものはキレイに写真に残してから処分することをおすすめします。
しかし悩んだ時点で、もっと残しておくべきものがあるはずです。

一箇所必ず片付けておく場所を決める

毎日キレイにしておく場所を一か所決めましょう。
テーブルの上など、身近で目につきやすい場所をおすすめします。
目に見える成果から達成感を得ることができます。
そして段々と、片づけができる自信がついていきますよ。

テーブルの上がきれいな状態が続くと、きれいじゃない状態を不快に感じるようになります。
そうすると自然と片付けてしまえるようになるのです。
時間がないから片づけられない、という考え方も変わっていきます。

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